カチタスについて

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ごあいさつ

株式会社カチタス代表取締役社長 平井宏治

弊社のウェブサイトをご覧頂きましてありがとうございます。
M&Aとは会社の譲渡、会社の買収、会社の合併などの総称ですが、このM&Aの対象となる“会社”は、「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」を含む有機体であり、そこには会社に勤務する従業員や家族の生活があります。
また、“会社”には取引先や仕入先もあります。これらの関係者と企業の長期にわたる繁栄を分かち合うために、企業同士が縁組み(M&A)することが、M&Aの目的ではないでしょうか。

数年前に一部のマスコミ、学者、投資ファンドなどから喧伝された“株主資本主義”ですが、株価重視の経営が、目先の利益だけに走る経営になり、従業員のリストラ、長い間続いた顧客との関係解消、必要な設備投資や研究開発費の削減などが行われ、従業員は忠誠心を失い、長年続いた顧客との関係は冷え込み、設備は更新されず長期的な企業価値を生み出すことなく、企業価値を毀損させる事例が大半でした。会社は長期の視点で経営を考えなければなりません。目先の利益を生むために、長期の成長に必要な研究開発費、設備投資、設備更新、従業員の待遇改善を犠牲にすることは、長い目で見れば、その会社の競争優位を損なうことになってしまいます。アメリカ発の金融危機以降、“株主資本主義”が喧伝されなくなったことは、皆様が既にご存知のことです。

また、最近、急増している外国企業とのM&Aでは細心の注意が必要です。「米国ではM&Aは家を買う感覚に近いが、日本では結婚のようなものだ」「日本では買収する側とされる側の信頼関係が重視されるため、長い時間がかかる。」これはある多国籍企業のCEOの言葉ですが、実に的確にアメリカと我が国の一般的なM&A観の違いを言い当てています。急増する中国企業による日本企業の買収ですが、中国人の経営者もアメリカ人の経営者と似通った価値観を持っています。外国企業による日本企業の買収の交渉では、相手側(買い手)は、自分たちを「家を買う」感覚で買収しに来ているのだ。という意識を持って交渉するのと、この価値観の違いを知らず「結婚を申し込みに来ている」と大きな誤解をして交渉するのでは、M&A後に、大きな違いを生じる原因となります。結果として不幸な結果(M&Aの失敗)を招く可能性が高まります。

M&Aを失敗する原因は、大きく3つあります。1)買収する相手を間違えている。事業関連性が全くなく、錬金術として会社を買収する。2)買収する相手は正しくシナジー効果による企業価値の向上も図れると想定できるが、企業精査(デューディリジェンス)で相手方の重要なリスクを見落したまま買収してしまう。3)2)と同じく買収する相手は正しく、企業精査もきちんと行われリスクを把握したが、買収の対価が高すぎる結果、買い手は投資額を回収できない。です。これら3つの失敗する理由に加え、海外企業とのM&Aでは、お互いの価値観の違いが大きいのに、企業売却を強行し、その結果、M&Aに失敗することも考慮するべきです。

カチタスが、創業以来一貫して、お客様と一緒にM&Aの目的に立ち返り、短期の成果でなく、長期の繁栄をもたらす“富”の創造を常に念頭に置いた支援・助言に特化する理由はここにあります。

会社の譲渡を考えておられる方は、譲った会社が長期にわたる繁栄を実現し、従業員が安心して人生設計ができることが気になるのではないでしょうか。しかも、お互いが繁栄できる企業同士の縁組(M&A)であれば、結果として満足のいく譲渡金額になります。
カチタスが、会社を投機目的とするM&AやM&Aを使ったマネーゲームに一切関りを持たず、企業の真の富を創造するM&Aの支援・助言を行う理由は、ここにあります。

約20年近くM&Aに従事し、多くの案件をまとめてきた経験と実績でM&Aを支援・助言するカチタスに、今後とも、何とぞご支援・ご鞭撻を頂きますよう、宜しくお願い申し上げます。